平成21年越前への中距離の旅(途中リタイア)回想録 その10
金沢から敦賀への帰路は行きと別のルートを選択することにした。
前日、国道8号線バイパスを通ってきたが、反対車線は自転車が通行するにはあまりにも危険と判断したからだ。幸いにも金沢から加賀まで海沿いに自転車道が長く続いていた。北陸自動車道のすぐ横を通っているのである。その自転車道は前日泊まったビジネスホテルのパソコンで調べ、その存在を知った。
浜辺にあるため、どこから自転車道が続いているのかなかなかわからなかった。そして、ところどころに砂が入り込り込み、足をとられ、なかなか思うように進めなかった。おまけに数年前の新潟沖地震の際、自転車道の一部が崩壊してしまっていたのである。
決して通りやすい道ではなかった。しかし危険な国道8号線バイパスを回避することができたのだから良しとしたい。
途中、自衛隊の航空機の飛行訓練の様子や源義経と弁慶の所縁の地を目の当たりにすることができた。
平成21年越前への中距離の旅(途中リタイア)回想録 その8
東尋坊を離れた後、加賀市に入り、殆ど自動車専用道路っていっても過言ではない国道8号線(バイパス)を足早に北上していた。
そして、あの事件が起こった。
場所は手取川を越え、金沢まであと20数キロのところであった。
段差を降りた瞬間、メインブレーキ(右)の感触が妙に軽くなった。
そして、よくみるとブレーキのつけ根のところでワイヤーが切れていた。
頭が真っ白になった。
とりあえず、全く走行できないわけではないのでスピードをかなり落とした状態で金沢を目指した。
コンビニでアイスを買い、食べながら休憩しているときに二人のロードレーサーにであった。この二人に行き先を聞かれたので、事情を話したところ、ロードバイク専門店を教えてもらった。ついていた。この日は遅くなりながらも修理を受けることができ、金沢に着くことができた。
しかし、このときにはまだ更なるトラブルが起こることを知る由もなかった。
























